No.570 海上自衛隊の哨戒機(能力向上型P-1)1機の取得、令和8年度予算で460億円
令和8年度の防衛関係予算(2026年4月成立)で、能力向上型の固定翼哨戒機P-1を1機取得する経費は460億円。契約額ではなく予算の額。
価格と出典
【価格】
460億円(固定翼哨戒機「P-1」の取得、1機。令和8年度予算に計上された額。政府案の額と成立後の額は同じ)
【内訳・条件】
・出典の財務省資料(令和7年12月・令和8年度予算政府案の閣議決定後)に「固定翼哨戒機(P-1)の取得(1機:460億円)」とある。
・説明は「水中、水上目標の探知・識別能力等を強化した能力向上型P-1を取得」。
・同じ資料に、同じ年度の他の取得(F-35A 8機1,493億円、潜水艦1隻1,208億円など)も並んでいる。
【注意】
・これは予算に計上した額で、メーカーとの契約額ではない。契約額は出典に書かれていない。
・「1機:460億円」は資料の表記どおり。機体だけの値段か、装備や関連経費を含むかは、資料に説明がない。
・税の表記は資料に無い(表記なし)。
・令和8年度予算は2026年4月7日に成立した。成立後の財務省の資料(ファイナンス令和8年5月号)でも1機460億円のまま。
・参考:2019年8月の報道(乗りものニュース)は、防衛省の令和2年度概算要求で能力向上型P-1を3機・637億円としている。概算要求は要求の段階の額で、年度も機数も違うため、今回の460億円とは単純に比べられない。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:資料は、探知・識別能力を強化した能力向上型を取得するとしている。1機460億円は、同じ資料にある新型FFM(護衛艦)1隻(1,043億円)よりは低い。
推測:民間に売られていない軍用の哨戒機で、水中や水上の目標を探すための装置を積むため、機体に加えて探知装置などの費用も大きいと考えられる。ただし内訳は出典に無い。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:取得の対象は海上自衛隊の固定翼哨戒機で、買い手は国(防衛省)。資料の説明は、水中・水上の目標を探知・識別する能力の強化。
推測:個人や一般の会社が買うことはなく、国が海の警戒監視のために少数ずつ買う品物と考えられる。
【提供元】
・防衛省・海上自衛隊 — 買い手(国の機関)。公式サイトは開いて確かめられなかったため URL は書かない
【出典】
・令和8年度防衛関係予算のポイント(財務省 馬場主計官・令和7年12月、令和8年度予算政府案閣議決定後)https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2026/seifuan2026/19.pdf
・海自哨戒機「P-1」に能力向上型登場 2020年度予算にてまずは3機取得(乗りものニュース・2019年8月30日)https://trafficnews.jp/post/89230
・特集 令和8年度 防衛関係予算について(財務省 広報誌「ファイナンス」令和8年5月号)https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202605/202605g.html
【動画】
・【P-1哨戒機】日本の海を守るため…緊迫の訓練に初の同行取材『ベタバリ』(日テレNEWS)https://www.youtube.com/watch?v=jguIJCVZHM0
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