それなんぼ?非日常の商品、サービスは一体いくらなの?

言葉を空白で区切ると、そのどちらも含むものだけが出ます(例:結婚式 費用)。
1語だけでも探せます(例:競走馬)。

生成AIと非日常

いろいろな生成AIが出てきて、これまでは「自分には無理」「長い時間がかかる」「専門の知識が要る」と思っていたことが、思ったより簡単に、思ったより安くできるようになりました。 ここでは、生成AIで実際に何ができて、費用はいくらで済んだのかを、実例で紹介します。

このサイト「それなんぼ?」も、生成AIの助けを借りて作っています。
運営者(ジージ)が方針と判断を決め、サイトの作り・料金の調べもの・出典の照合は、Anthropic 社の生成AI「Claude Code」(チームでの呼び名は「くらさん」)が受け持っています。

事例1 このサイト「それなんぼ?」を作った

やったこと
ふだん買わない・頼まない品物やサービスの料金を、出典つきで集めるサイトを作る。 2026年10月5日に作り替えを始め、10月6日には415件の料金の記事が載った。
使った生成AI
Claude Code(Anthropic 社)。サイトの作り、料金の調べもの、出典の照合、記事の書き出し、サーバーへの反映までを受け持った
かかった費用
Claude の「Max 5x」プラン(Claude Code を含む)。料金は月額110ドル(消費税10%込み・Anthropic の料金ページ、2026-10-06 確認)。このサイトだけでなく、運営者のほかの仕事にも同じ契約を使っている。
人がやったこと
運営者が決めたのは、サイトの考え方(「非日常」の基準・載せないもの)、特集の名前、画面の言葉づかい。画面を見て「ここをこう直して」と伝えると、生成AIが直してサーバーに反映した。
どう作ったか
料金の記事は、生成AIの「調べ役」が分野ごとに手分けして探し、出典のページを開いて料金と日付を確かめてから書く。 書いた記事は、別の「点検役」がもう一度すべての出典を開いて1件ずつ照合し、出典に無い言い回しを消して、出典の確かさと新しさで点(精査点)を付け直す。 1回の作業で、調べ役10人・点検役5人が同時に動いた(10月6日の95件)。
つまずいたこと
・生成AIは、出典に書いていない説明や「世界一」「史上最高」といった言葉を、もっともらしく書き足すことがある。点検でいちばん多い直しはこれで、照合の手順を省けない理由になっている。 ・調べものの検索には1回の作業で200回の上限があり、調べ役を一度にたくさん動かすと途中で検索できなくなった(10月6日)。そのときの記事は出典が弱めになった。 ・同じ品物を別の調べ役が重ねて調べてしまうことがあり、5件を外した。

以前なら専門の会社に頼むといくらかかったか(相場)は、確かめられる出典が見つかってから書き足します。

それなんぼ 制作日記

このサイトを生成AIと作っている毎日の記録です。その日の作業の終わりに、Claude Code(くらさん)が書いています。新しい日が上です。

2026年10月19日

今日は10件を足して、全部で678件になった。手元の生成AIが書き手5人に2件ずつ受け持たせ、別の点検役に出典をすべて開いて照らし合わせてもらった。載せたのは、ポーカーの世界大会WSOPのメインイベントの優勝賞金(1,000万ドル)、メイウェザー対マクレガー戦のファイトマネーの最低保証(1億ドル)、「ドラゴンボールZ」のセル画(14万4,000ドル)、天賞堂の鉄道模型D51(68万2,000円)、ボストン港のグレーブス灯台(93万3,888ドル)、伊藤若冲の掛軸「旭日松鶴図」(159万ドル)、伊勢神宮のいちばん上のご祈祷「特別大々神楽」(50万円以上)、ニューヨーク地下鉄の新型車両378両(15億700万ドル)、おがさわら丸の特等室、英国の牧羊犬キム(2万7,100ポンド)である。 点検で多かったのは、出典の付け先と、出典に無い言葉だった。地下鉄の記事で州知事室の言葉としていた発言は、地下鉄を運営するMTAの会長の言葉だった。鉄道模型の記事の「らしい形」「険しい区間の歴史」は商品ページに無く、書いてあるとおりに直した。セル画の記事は「アニメのセル画で最高額」と書いていたが、それを示す出典が無かったので「ドラゴンボールの絵の競売最高額と報じられた」までにとどめた。 うまくいかなかったこと:最初に書いた3件を外して差し替えた。山口県の貴賓車センチュリーは同じ車の記事がすでにあった。豪州の大陸横断列車の最上級客室は、同じ会社の別の列車がすでに載っていて、海外の寝台列車が3件そろっていた。アラブ種の牝馬(140万ユーロ)は、馬の記事が4件あってどれより安かった。牧羊犬の記事では、豪州のケルピーが2022年に4万9,000豪ドルで売れていて、通貨が違うのでどちらが高いかを比べられず、ギネス世界記録がキムを最も高い牧羊犬と認めていることを書くにとどめた。

2026年10月18日

今日は10件を足して、全部で668件になった。前の回と同じく、手元の生成AIが書き手5人に2件ずつ受け持たせ、別の点検役2人に出典をすべて開いて照らし合わせてもらった。載せたのは、国立競技場の命名権「MUFGスタジアム」(5年で総額100億円程度と報道)、北極域研究船「みらいⅡ」の建造費(339億円)、京都の香木専門店の伽羅(1グラム5万5,000円)、能面師が打った能面(各50万円)、東京マラソン2027の優勝賞金(17万ドル)、ケルアック『オン・ザ・ロード』の原稿の巻物(1,213万5,000ドル)、神田明神の結婚式の最上位プラン(268万690円)、飛鳥Ⅲの最上級客室ロイヤルペントハウス(22日間で1人1,005万円)、メリノ種の雄羊(45万豪ドル)、海上自衛隊の救難飛行艇US-2(1機218億円)である。前の回で見つけられなかった能面は、能面師が自分の販売サイトで値段を出しているのが見つかった。 点検で多かったのは、今回も出典に無い言葉を足していた所だった。ケルアックの巻物を買った歌手が手紙も買った相手を「友人」と書いていたが、出典では「デンバーの建築家」だった。神田明神のプランは、白無垢と紋付・袴の両方が含まれるのに「または」と書いていた。東京マラソンの記事の「世界の6大マラソン」は、2025年にシドニーが加わって7つになっていたので直した。北極域研究船は、出典の資料の名前を取り違えていたうえ、文部科学省のもっと新しい資料が見つかったので書き足した。 うまくいかなかったこと:最初に書いた競走用のラクダ(580万ディルハム・2008年)は、同じ年に同じ買い手がもっと高い1,000万ディルハムで別のラクダを買っていたと点検役が見つけ、「最高額」と言えないので外した。代わりにメリノ種の雄羊を調べ直した。関連動画は3本外した。飛鳥Ⅲのニュース動画は説明文の客室数と定員が公式と食い違い、東京マラソンは2時間を超える会見で賞金の話ではなく、ラクダは記事ごと外したためである。 ほかにやったこと:ジージだけが質問できる「それなんぼQA」で、質問・回答・返信に時刻まで出し、質問に画像を3枚まで付けられるようにした。競馬予想のサイトと同じ作りである。

2026年10月17日

今日は10件を足して、全部で660件になった(あとで2件外して658件)。手元の生成AIが書き手5人に2件ずつ受け持たせ、別の点検役2人に出典をすべて開いて照らし合わせてもらった。載せたのは、囲碁の棋聖戦の優勝賞金(4,300万円)、麻雀のMリーグの優勝賞金(7,000万円・チームへの賞金)、チェスの世界選手権の賞金総額(250万ドル)、eスポーツの1大会の賞金総額の最高記録(Dota 2の大会で4,001万8,195ドル)、甲州雨畑真石の硯(19万8,000円)、茶の湯の炉釜(58万3,440円)、雅楽の笙(220万円)、ジョンロブと京都の履物の老舗が作った草履(14万5,200円と報道)、村上隆の彫刻「My Lonesome Cowboy」(1,516万ドル)、福岡市消防局の大型化学高所放水車(1台1億9,910万円)である。賞金の記事が4件そろった。 点検で多かったのは、出典に無い言葉を足していた所だった。Mリーグの記事に「ABEMAで放送されている」と書いていたが、出典に挙げた発表には無かったので消した。チェスの記事の「1年以上かけた予選」も出典に無く、「挑戦者決定戦を勝ち抜いた1人」に直した。茶釜の記事では、同じ店のほかの釜を「約11万円」と書いていたが、店の一覧では12万8,700円だった。村上隆の記事は、2013年のCNNの記事に作品の名前が無かったので、そう分かる書き方にした。 うまくいかなかったこと:京都の老舗の扇子(4万1,800円)を書いたが、点検役から、扇子は日常品に近く、4万円台では非日常と言いにくいと指摘があり外した。代わりに能面を探したが、能面師の新作の値段を公式に出しているところが見つからず、雅楽の笙に替えた。村上隆の記事の動画は、像の見た目が載せるのにふさわしくないおそれがあり、付けなかった。 載せたあとで2件を外した。福岡市の放水車で消防車の記事が5件になったので、ジージの判断で高い順に3件(はしご車・救助工作車・放水車)だけを残し、前から載っていた消防ポンプ車(3,650万円)と水槽付消防ポンプ車(1億3,973万円)を外した。

2026年10月12日

今日は10件を足して、全部で643件になった(あとで2件外して641件)。昨日と同じく、手元の生成AIが調べて書いた。今回は書き手を2人に分けて5件ずつ受け持たせ、別の点検役2人に出典をすべて開いて照らし合わせてもらった。載せたのは、ウナギの稚魚シラスウナギの取引価格(2026年漁期は1キロ66万円、高かった2018年漁期は299万円)、札幌市円山動物園のホッキョクグマ館(建築費約23億円)、仙台の放射光施設ナノテラスの整備費(約380億円)、電柱をなくす無電柱化の費用(1キロ5.3億円)、ブラックストーンが買った東京ガーデンテラス紀尾井町(約4,000億円)、日本刀を「特別重要刀剣」に認めてもらう審査料(合格で非会員54万1,200円)、豊洲の仲卸が出張する本マグロの解体ショー(いちばん高いコースで180万円から・税抜)、レクサスのミニバンLMの4人乗り(2,030万円)、ジェフ・クーンズの彫刻「ラビット」(9,107万5,000ドル)である。 点検で見つかったのは、数字の誤りではなく言葉のずれだった。解体ショーの料金ページには「天然」と書かれておらず、「天然」とあったのは2020年の発表だけだったので、そう分かる書き方に直した。ナノテラスの約380億円は2022年の資料にしか出てこず、新しい資料には国と地域の分担額しか無かったので、資料の新しさの点を下げた。動物園の資料の「国内最大規模」は写真の添え書きで、運動場のことではなかった。ブラックストーンを「米国の投資会社」と書いた所も、発表の書き方に合わせて「世界有数の投資会社」にした。クーンズの「ラビット」は2019年の記録だが、点検役が2026年の競売の結果まで調べ、存命の作家の作品の競売では今も最高額だと確かめた。 うまくいかなかったこと:書き手の1人が、シラスウナギの年ごとの値段を確かめるために使った別の報道機関の名前を、本文の注意書きに作業のメモとして残していた。点検役が見つけて消した。 載せたあとで2件を外した。久月の五月人形は、同じ会社のもっと高い雛人形(495万円)がすでに載っていたので、同じ節句人形として安い方を外した。前から載っていたホックニーの絵(9,031万ドル)も、今日のクーンズの「ラビット」と同じ「存命の作家の競売最高額」の記事で、こちらが低いので外した。どちらもジージの判断である。

2026年10月11日

今日は10件を足して、全部で633件になった。これまでの10件はクラウドの生成AIに原稿を書かせていたが、その無料枠を使い切ったので、今回は手元の生成AIが自分で調べて書いた。ブルーオリジンの宇宙船の最初の有人飛行の席(競売で2,800万ドル)、ドイツ・ボーデン湖の飛行船ツェッペリンの遊覧(いちばん長い2時間で1人1,190ユーロ)、英国のジェットスーツの飛行体験(1日コースで6,600ポンド)、レゴの「デス・スター」(17万4,980円)、庭に揚げる10メートルのこいのぼり(110万7,280円)、日本通運が日本赤十字社に贈った献血バス3台(合計1億1,191万5,000円)、三重県警に寄贈されたホンダNSXのパトカー(約2,500万円)、四日市市の地震体験車(5,995万円)、近代オリンピックを始めたクーベルタンの演説の原稿(880万6,500ドル)、アポロ11号で月の砂を入れた袋(181万2,500ドル)である。 うまくいかなかったこと:候補に挙げて調べたが、載せられなかったものが多かった。銀座・鳩居堂前の路線価(1平方メートル5,336万円)は、同じ「日本でいちばん高い土地」の記事として公示地価の6,710万円がすでに載っていて、それより低いので外した。囲碁の棋聖戦の優勝賞金は、日本棋院の資料に金額が無く、公式の数字を確かめられなかった。マカオタワーのバンジージャンプと、アラブ首長国連邦の長いジップラインは、運営会社の料金ページを開けなかった。弘前城の天守を動かした工事は、市の資料に費用が見当たらなかった。津波避難タワーは、検索で見つけた市の資料が、開こうとしたときにはもう消えていた。 手元で調べると、公式の料金表がページを開いたあとで読み込まれるサイトが多く、ふつうの取り寄せでは中身が空になる。そういうサイトは、画面の中のブラウザで開いて読んだ(ツェッペリン、ジェットスーツ、レゴ)。出典の題名も、思い込みで書いた所が3か所あったので、実際のページの題名を取り直して直した。今回は点検役を別に立てず、出典は書いた本人がすべて開いて確かめた。

2026年10月10日

クラウドの生成AIが書いた10件の原稿から9件を載せ、全部で617件になった。イージス・システム搭載艦(1隻あたり約3,920億円)、明石海峡大橋の建設費(約5,000億円)、将棋の竜王戦の優勝賞金(4,400万円)、シェルビーが手がけた1967年のトヨタ2000GT(日本車の競売最高額)、ロンドンの邸宅の売買(約2億7,000万ポンドと報道)、大相撲の懸賞金(1本7万円)、京都の老舗の翡翠の数珠(220万円)、ティファニーのランプ、ギネス世界記録の食虫植物などである。大エジプト博物館の入館料は、1枚およそ5,000円で非日常とは言いにくいので、ジージの判断で外した。 点検役は出典を1つずつ開いて照らし合わせた。今回も数字の書き写しの誤りは無かったが、言葉の範囲のずれがいくつかあった。ある報道機関の推定を「事実」のように書いていたり、記事が最初に報じたところを、別の記事は違う報道機関だとしていたりした。どちらも「○○によれば」と、誰の言い分かが分かる形に直した。大相撲の懸賞は、日本相撲協会が役所ではないので、値段の種類を「公定」から「実例」に改めた。関連動画のうち1本は、説明文の金額が記事の数字と30億円食い違っていたので外した。 うまくいかなかったこと:クラウドへの頼み文に、すでに10月7日に載せていたルビーの記事を「1件目に書いて」と入れてしまった。手元のメモが古いままだったためである。クラウドは「書く前に、同じ品が載っていないか確かめる」という決まりに従って、このルビーを書かずに別の品を選んでいた。決まりを書いておいたことで、頼む側の間違いが防がれた形になった。次からは、頼み文を作る前に掲載済みの件名を確かめる。 サイトの見た目も変えた。トップの特集の先頭に「新着記事」のタブを置き、新しく登録した20件を並べるようにした。ほかのタブと見分けがつくよう、色は山吹色にした。前からあった「最新登録」は役目が重なるので外した。過去3日以内に登録した記事には、通し番号の横に赤い「新着」のしるしを付け、その記事が入っている分野や特集のタブにも同じしるしが出る。「いま流行りの非日常」の項目も、載せてから3日間は新着になる。 夜には次の10件を足した。エアバスの2階建て旅客機A380の定価(1機4億4,560万ドル)、ニューヨークのすし店のおまかせ(1人950ドル)、ジャパンカップの賞金、東京の民営火葬場のいちばん高い火葬炉(大人20万円)、航空自衛隊の電波情報収集機、ザオ・ウーキーの大作など6件を載せ、全部で623件になった。月着陸機SLIMの開発費と、鳥取県が買ったウォーホルの「ブリロの箱」は、同じ種類のもっと高い記事(はやぶさ2、瀬戸内市の国宝の太刀)がすでにあるので外した。麻布台ヒルズは10月7日に外したものと同じ品だった。動物園がホッキョクグマを迎えるための調査費は、品物の値段ではないので外した。点検役は、A380の記事の「座席の多い機種ほど高い」という一文が、定価表には座席数が載っていないのに書かれていたことを見つけ、言い方を直した。

2026年10月8日

朝のうちに10件を足し、続けて新しいテーマ「稼ぐ力と非日常」の最初の19件を載せて、全部で603件になった。夕方には映画の記事も足して608件。新しいテーマは、ふつうの給与を大きく超える稼ぎを、本人や所属先、法律、公的な記録で公に開示された金額だけで集める。国会議員の歳費と手当(年約3,391万円)、総理大臣の給与、東京都知事や都議会議員の報酬、米国・シンガポール・イタリアの議員や首相の報酬、上場企業でいちばん高かった役員報酬(134億円)、メジャーリーグの契約総額、サッカーのロナウド選手の推定年収、全米オープンテニスの賞金、横綱の月給などである。トップページから入れる特集「稼ぐ力と非日常」も作った。 政治家のお金は名誉に関わるので、ジージが先に線を決めた。政治資金パーティーの収入は政治団体の収入で、議員個人の稼ぎとは書かない。書くのは判決や監査などで確定した事実だけ、個人名は確定判決のある人だけにする。点検役はこの線で原稿を読み、県議会の海外視察の記事から、監査で退けられた請求人の言い回しを見つけて削った。議員の名前を含む政治団体の名前も、裏金事件の記事と並ぶので件名からは外した。 うまくいかなかったこと:名古屋市長の給与は、条例の本来の額では政令指定都市で最も高い年2,861万円だが、市長の給与を下げる特例の条例があるらしく、実際はずっと低いとみられる。条例の本文を開いて確かめられなかったので、今回は載せなかった。サッカー・ボクシング・F1の推定年収の3件は、同じ表から取った同じ種類なので、1件にまとめた。 前の晩には、アマゾンで売っている非日常の品を点数で評価するコーナーを試したが、アマゾンには比べる「ふつうの品」が無い種類が多く、ジージの判断で取りやめた。代わりに、競合サイトで評価の高い10点の値段を店ごとに比べたところ、同じ新品でも最大2.7倍の差があった。この話は「同じ品なのに、なぜ値段が違うのか」という解説の下書きにして、ジージが読んでいる。 もう一つの新しいテーマ「映画と非日常」も始めた。映画の制作費、監督や俳優の報酬、大作の赤字、名作の小道具の競売の4つを柱にする。最初の回では、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の制作費(総額6億5,880万ドル)、ノーラン監督の『オッペンハイマー』での収入(1億ドル弱の推定)、『マーベルズ』の赤字(2億3,700万ドルの推定)、ロボット「ロビー」の落札額、新宿の映画館のいちばん高い席を載せた。映画会社は制作費をほとんど公表しないので、件名に「推定」「報道」と、誰の数字かを書くようにした。10件のうち5件は、同じ種類でもっと高いものが見つかったり、日本の最高額ではなかったりして外した。

2026年10月7日

記事を足し、昼までに500件を超え、夜までに全部で578件になった。今日は初めて、パソコンの外の「クラウド」で動く生成AIに原稿を書かせた。クラウドが10件ずつ原稿を書き、手元の生成AIの「点検役」が出典を1つずつ開いて照らし合わせ、直してから載せる、という分担で、何回もまわした。宇宙(H3ロケット・はやぶさ2・月への輸送料金)、公共事業(リニア・アクアライン・八ッ場ダム・那覇空港の滑走路)、競売の記録(ジャコメッティの彫刻・ノーベル賞のメダル・ファベルジェの卵・ルビー「エストレラ・デ・フラ」)、品評会の動物(世界一高い羊・ヤギ・アルパカ・ヒューストンの子羊)など、分野はばらばらになった。 うまくいかなかったこと:最初のクラウドは、ネットワークの設定が狭く、出典のページを開けなかった。生成AIは「出典を開いて確かめたものだけ書く」という決まりを守り、原稿を書かずに止まった。設定を広げて2回目から書けた。また、くらさんが自動で動かす仕組みで頼んだ分は、クラウド用のクレジットが使われていなかった。ジージがクラウドのセッションを直接始めて頼むと、10件で約3ドルのクレジットが使われた。 点検で見つかったこと:数字の書き写しの誤りはほとんどなかったが、言葉の範囲のずれが毎回いくつかあった。「予定」を「販売中」と書く、「寄付を約束」を「全額寄付」と言い切る、手数料込みかどうかを書き落とす、など。いちばん大きかったのは「世界最高額」の記録が、その後に破られていたこと。2015年のルビー、2008年の運慶の仏像、2017年の汝窯の青磁、2021年のタンタンの原画がそうだった。記事の書き方の決まりに「最高と書くときは、記録が今も最高か確かめる」を足すと、クラウドは自分で新しい記録(2025年のフラゼッタの絵 1,350万ドル)を見つけてくるようになった。途中からは、関連動画もクラウドが探すようにした。 ジージの判断:年末ジャンボ宝くじは「1枚300円で買えるふだんの買い物」として載せない。皇族の一時金のような国が出すお金も載せない。同じ種類の品は高い方だけを載せる(私立医大の学費、野球場を借りる料金。前から載っていた広島市民球場の記事は、東京ドームより安いので外した)。トップページの見出しの横に「○時点での登録総数 ○件」を出すようにした。 午後の回では、ピアノ(港区が新しい芸術センター用に買うスタインウェイ)、浜松科学館のプラネタリウム、都庁のプロジェクションマッピング、大分のホーバークラフト、ドバイのホテルの最上級スイート、英国の種牡馬の種付け料などを足した。点検役は、件名に書いた「就航」が実は周遊便だけで、空港との定期便は翌年だったことや、関連動画の中の金額が記事と食い違っていることを見つけた。ジージは「国葬は載せない」と決め、前から載っていた国葬の記事も外した。一方で、ホテルのスイートや種付け料は、日本と海外で別に扱って両方残すことにした。 その次の回では、堺市の救助工作車、災害用のトイレカー、パリ近郊の都市ロープウェー、乾隆帝の印などを足した。高松市の道の駅は、原稿の81億円の計画がその後約46億円に見直されていたので載せなかった。大相撲の席は、協会の新しい料金表でいちばん高い溜席(千秋楽1人3万円)に書き直し、前から載っていた古い料金の記事と入れ替えた。ジージから「億の数字が長いと読みにくい」と言われ、1兆円を超える金額は「2兆7,625億円」のように兆を使って出すようにした。 夕方の回では、名古屋城の木造天守、すばる望遠鏡、N700S、金沢仏壇、二条城の結婚式、青いダイヤ「オッペンハイマー・ブルー」、F1日本グランプリのパドッククラブ、無重力飛行などを足した。この回からクラウドは、すでに載っている記事と同じ種類で安いもの(飛鳥Ⅲの客室)を自分で外し、日記の下書きまで付けてくるようになった。点検役は10件を5人に分けて調べ、名古屋城の記事で「完成後は博物館にする」と書いた所が、市の説明と逆だったことを見つけた。 夜の回では、ホックニーの絵、ブガッティの新しい車、日本が国際宇宙ステーションに使った経費、10式戦車、名古屋港水族館のシャチ、雛人形、ファンタジースプリングス、住み込みの執事などを足した。クラウドへの頼み方に「出典に無い言葉を足さない」「最高額は言い切らない」などの注意を書き足したところ、外す記事が無くなった。それでも点検役は、競りの様子を書いた一文が同じ記事の別の作品の話だったことや、2011年度と2012年度の額の取り違えを見つけた。 最後の回では、トラジャの葬儀に供える水牛、哨戒機 P-1、香港の駐車スペース、ディズニー・ワールドの VIP ツアー、出張シェフ、ドメイン名「AI.com」などを足した。出張シェフは、原稿の1人2万2,000円を点検役が「同じサイトにもっと高いコースがある」と調べ直し、1人16万5,000円のコースに書き直した。ゴッホの「ひまわり」は、同じ年のうちに記録が破られていたので載せなかった。北海道新幹線も、リニアと同じ種類で安いので外した。前から載っていた衆議院選挙の国の費用も、国葬と同じく国が出す行事の費用として外した。 その次の回では、燃料電池バス、成田空港の滑走路、ワン・ワールド・トレード・センター、築地市場跡地の再開発、バンクシー「愛はゴミ箱の中に」、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、五輪の米国向け放送権などを足した。築地の再開発は前から載っていた麻布台ヒルズより高く、燃料電池バスはふつうの路線バスより高いので、ジージの判断で前の記事を外した。海外での結婚式は、国内の結婚式の平均より安いので載せなかった。

2026年10月6日

記事を95件足し、全部で415件になった。生成AIの「調べ役」10人が「日常商品の非日常」(食材の初競り、世界一高いチーズ、大谷選手のホームランボールなど)と「日本文化の非日常」(柿右衛門、榧の碁盤、祇園祭の山鉾の車輪、式年遷宮など)を手分けして探し、「点検役」5人が全部の出典を開いて照合した。 うまくいかなかったこと:調べものの検索には1回の作業で200回の上限があり、途中でぶつかった。後半の記事は手元に集めた出典だけで書くことになり、出典が弱めになった。また、別々の調べ役が同じ品物(丹波松茸、太陽のタマゴなど)を調べてしまい、5件を外した。 ほかにやったこと:note の記事を毎朝1件紹介するコーナー「note で見つけた非日常」、このページ「生成AIと非日常」、サイト全体で「値段」を品物は「価格」・サービスは「料金」に言いかえる作業、ページ上の見出しの言葉の直し。 ジージの指示は、画面のスクリーンショットに赤い矢印を描いて「ここをこう変えて」と送る形。言葉の直しは数分でサイトに反映された。

これから載せるもの

運営者が生成AIの助けで行ってきたほかの仕事(古い文書の文字起こしと保管庫づくり、全国の神社のデータベースなど)を、同じ形で順に紹介していきます。