No.628 航空自衛隊の電波情報収集機「RC-2」、令和8年度予算で1機503億円(防衛省・令和8年度予算の概要)
防衛省の「令和8年度予算の概要」によると、電磁波に関する情報を集める電波情報収集機(RC-2)1機の取得に503億円を計上した。いま使っているYS-11EBの後継として取得している。
価格と出典
【価格】
・電波情報収集機(RC-2)の取得:1機503億円(防衛省「令和8年度予算の概要」・2026年4月8日)
【内訳・条件】
・目的は、電子妨害や電子防護に必要な電磁波の情報を集める力を強めること(同じ資料)
・RC-2は、いま使っている電波情報収集機YS-11EBの後継。平成29年度から試作機での飛行試験を始め、令和元年度末に開発を終えた(防衛省の行政事業レビューの資料・令和4年度概算要求)
・YS-11EBと比べて、遠くの目標の情報を長い時間集められ、受信できる周波数の幅も広がる(同じ資料)
・令和8年度予算では、ほかに戦闘機F-35Aを8機1,493億円、F-35Bを3機725億円で取得する(「令和8年度予算の概要」)
【注意】
・503億円は令和8年度予算に入った1機分の額。機体を作る会社と契約の額は、予算の資料に書かれていない
・ほかの年度の予算や、何機まで増やすかは、この記事では確かめていない
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:電波は広い帯域・弱い出力・短い送信で見つけにくくなっており、今の装置では情報を集めるのが難しくなっていると防衛省は説明している。RC-2は受信できる周波数を広げ、デジタルの電波も集められる(防衛省の資料)。
推測:大型の機体に特別な受信装置を積んで作り込み、数も少ないため、1機の値段が戦闘機より高くなっていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:買い手は防衛省で、予算は国会で決まる。推測:運用するのは航空自衛隊で、日本の周りの電波の情報を集める任務に使うと考えられる。
【提供元】
・防衛省 — RC-2を取得する役所 — https://www.mod.go.jp/(東京都新宿区)
【出典】
・防衛力抜本的強化の進捗と予算 令和8年度予算の概要(防衛省・2026年4月8日)https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/fy2026/yosan_20260408.pdf
・電波情報収集機(RC-2)の取得(防衛省・行政事業レビュー 令和4年度概算要求)https://www.mod.go.jp/j/policy/hyouka/rev_suishin/r03/rev_fin_r04/04-0008.pdf
【動画】
・【4K】航空自衛隊小牧基地 (BGMなし) RC-2 電波情報収集機が飛来(G3 Dangerous)https://www.youtube.com/watch?v=0zT9BNPwfag
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