No.615 イージス・システム搭載艦、取得経費は1隻あたり約3,920億円(防衛省・令和6年度予算の概要・2隻)
防衛省の令和6年度予算の概要によると、イージス・システム搭載艦2隻の建造などに3,731億円を計上し、取得経費は1隻あたり約3,920億円になる。1隻目は令和9年度、2隻目は令和10年度の就役をめざす。
価格と出典
【価格】
・令和6年度予算:イージス・システム搭載艦の建造など(2隻)3,731億円(防衛省「令和6年度予算の概要」)
・取得経費:1隻あたり約3,920億円(同じ資料。それまでの年度に計上した分を含めて機械的に積み上げた額と注記がある)
【内訳・条件】
・就役の目標は、1隻目が令和9年度、2隻目が令和10年度(防衛省「令和6年度予算の概要」)
・建造契約は、1隻目が令和6年8月23日に三菱重工業と、2隻目が令和6年9月18日にジャパン マリンユナイテッドと結んだ(防衛省のお知らせ・令和6年9月18日)。お知らせに契約金額は書かれていない
・令和7年度予算には、試験の準備などの関連経費865億円が別に計上された(防衛省「令和7年度予算の概要」)
【注意】
・3,731億円は令和6年度の予算に入った額で、1隻約3,920億円はそれまでの年度の分を合わせた取得経費。どちらを指すかで数字が変わる
・令和7年度の関連経費865億円は、取得経費とは別
・運用する期間全体の費用(ライフサイクルコスト)の数字も報道にあるが、ここでは防衛省の予算資料で確かめた額だけを書いた
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:防衛省の資料では、取得経費は艦をつくる建造などの費用で、ほかに試験の準備などの関連経費が別の年度に計上されている。建造は三菱重工業とジャパン マリンユナイテッドの2社がそれぞれ1隻ずつ受け持つ。
推測:高性能なレーダーやミサイルの発射装置などの大きな装備を積む艦で、それを動かす装置や乗る人の場所も大きくなるため、1隻の費用がふつうの護衛艦より大きくなっていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:買い手は防衛省で、予算は国会で決まる。推測:運用するのは海上自衛隊で、ミサイルから国を守る役割を受け持つと考えられる。
【提供元】
・三菱重工業株式会社 — 1隻目の建造を受けた会社 — https://www.mhi.com/jp/(東京都千代田区)
・ジャパン マリンユナイテッド株式会社 — 2隻目の建造を受けた会社 — https://www.jmuc.co.jp/(神奈川県横浜市)
【出典】
・防衛力抜本的強化の進捗と予算 令和6年度予算の概要(防衛省・2024年3月28日)https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/2024/yosan_20240328.pdf
・イージス・システム搭載艦の建造契約締結について(防衛省・令和6年9月18日)https://www.mod.go.jp/j/press/news/2024/09/18c.pdf
・令和7年度予算の概要(防衛省・2025年4月2日)https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/fy2025/yosan_20250402.pdf
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