No.588 JR北海道の観光列車「赤い星」「青い星」、2編成の車両改造費は約18億円(2024年発表・予定の額)
JR北海道は2024年4月、キハ143形を改造して観光列車「赤い星」「青い星」の2編成を作ると発表し、車両改造費を約18億円とした。運行開始は延びて、「赤い星」は2027年2月、「青い星」は2027年6月の予定。
価格と出典
【価格】
・車両改造費 約18億円(2024年4月17日の発表。税の表記なし)
【内訳・条件】
・キハ143形一般形気動車を改造し、グレードの違う2編成を作る(発表文の表記は「2編成(4両編成)」)
・「赤い星」はラグジュアリークラスで、2024年4月の発表文は定員100名程度の予定(2025年8月の発表を伝える交通新聞は80人弱)。個室・ラウンジ・茶室・展望室などを置く。「青い星」はプレミアムクラスで定員200名程度(同じく200人弱)
・デザインは水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)
・発表時は2026年春からの運行の予定だった。2025年8月4日の発表で、「赤い星」は2027年2月(札幌〜網走間から)、「青い星」は2027年6月(旭川・美瑛〜富良野間から)に変わった(日本経済新聞に載った発表)
【注意】
・約18億円は発表時の予定の額。交通新聞を紹介した記事(とれたび・2025年8月8日)は、改造費は当初予定の18億円より増える想定と書いている。増えたあとの額は発表されていない
・改造元のキハ143形は経年40年を超え、通常の定期検査では外さない内装材の内側に想定以上の腐食・歪みが確認され、補修に時間がかかるとして運行開始が延びた(乗りものニュース・2025年3月20日)
・両数は出典で食い違う。発表文は「2編成(4両編成)」、乗りものニュースは「4両を約18億円」、とれたびは「各4両」
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:普通列車に使っていた車両を、個室・茶室・展望室などを備えた観光列車に作り直す。古い車両を作り直すことを、JR北海道は SDGs の取り組みとして挙げている。
推測:車体の傷みを直しながら内装をほぼ作り替えるため、新しい車両を作るのに近い手間がかかり、2編成で十数億円になると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:鉄道チャンネル(2026年6月29日)は、「赤い星」の乗車だけのプランはボックス席で2万3,340円(グリーン料金込みの予定額)と伝えている。
推測:北海道を鉄道でゆっくり巡りたい国内外の旅行者が乗ると考えられる。
【提供元】
・北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道) — 北海道の鉄道会社 — https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/company/comtop.html (北海道札幌市中央区)
【出典】
・スタートレイン計画 始動!(JR北海道・2024年4月17日)https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240417_KO_startrain.pdf
・JR北海道、「赤い星」「青い星」の運行開始時期と車両完成予想図について発表(日本経済新聞・2025年8月4日)https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP694939_U5A800C2000000/
・今週の交通新聞より(とれたび・2025年8月8日)https://www.toretabi.jp/railway_info/entry-22255.html
・JR北海道の観光列車の記事(乗りものニュース・2024年4月17日)https://trafficnews.jp/post/132248
・「赤い星」の料金の記事(鉄道チャンネル・2026年6月29日)https://tetsudo-ch.com/13031346.html
・「ボロボロの車両」が“豪華列車”に生まれ変わる!改造元の車両を徹底的に修繕へ 運行開始時期は変更(乗りものニュース・2025年3月20日)https://trafficnews.jp/post/531467
【動画】
・JR北海道、新観光列車「赤い星」「青い星」2027年運行開始へ 木材と畳の豪華空間で美しき北海道を巡る旅(HTB北海道ニュース)https://www.youtube.com/watch?v=oj5PXy3K_TY
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