No.576 燃料電池バス(水素バス)1台の購入費用、1億円と神戸市交通局(ふつうのバスは2000万円・2023年)
神戸市交通局の職員は、水素バス(燃料電池バス)の購入費用を1億円、ふつうのバスを2000万円、電気バスを4000万円と書いている(2023年6月)。神戸市バスは2023年4月に1台を入れた。
価格と出典
【価格】
・水素バス(燃料電池バス)1台 1億円(神戸市交通局の職員による記事。税の表記なし)
・比べているほかのバス:ふつうのバス 2000万円、電気バス 4000万円(同じ記事)
【内訳・条件】
・記事の書き手は神戸市交通局市バス車両課の職員。神戸市公式noteの記事(2023年6月6日)
・水素バスは2023年4月に神戸市バスで初めて入った、と書かれている。全486台の市バスのうち水素バスは1台だけで、トヨタ製と書かれている
・経済産業省の補助率は、電気バスが3分の1、水素バスは2分の1と書かれている(出典は理由を「水素は国産という理由もあるのか」と推し量る書き方)。補助額そのものは出典に出ていない
・走る路線として7系統(市民福祉交流センター前〜神戸駅前)と新港町系統(三宮駅前〜新港町)が挙げられている。坂が少ない路線を選んだ理由は、水素バスは長い坂道や急な坂道で発電の力が落ちる課題があるため
【注意】
・「1億円」はキリのよい数字の説明で、入札や契約の額ではない。契約額や補助後の市の負担額は出典に出ていない
・1億円は車両の価格の説明で、水素ステーションなどの設備の費用は含むかどうか出典に書かれていない
・書かれたのは2023年6月で、いまの価格とは違うかもしれない
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:水素バスは水素と空気中の酸素で電気をつくってモーターで走る。1億円はふつうのバス(2000万円)の5倍、電気バス(4000万円)の2.5倍(このサイトでの計算)。水素ステーションが神戸市内に2か所と少なく、使う量を増やすため市が自分でバスを買った。
推測:走る台数が少なく、水素から電気をつくる装置を積むため、ふつうのバスより高くなると考えられる。国の補助が半分あることで、市が買う道が開けていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:買い手は市営バスを走らせる神戸市の交通局で、市民が乗る路線に使っている。水素で走る時代を市民に実感してもらう狙いが書かれている。
推測:民間のバス会社も、国や自治体の補助を受けて入れているものと考えられる。
【提供元】
・神戸市交通局(兵庫県神戸市)— 市営バスを走らせる市の部署(公式サイトは開いて確かめられなかったため URL は書かない)
【出典】
・神戸市交通局が「水素バス」を導入したホントの理由(神戸市公式note・交通局市バス車両課・2023-06-06)https://kobe-note.jp/n/nd8e87ae4eccd?gs=f2224350c003
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