No.418 海上保安庁の大型巡視船(多目的型)1隻の建造、総事業費は約654億円
海上保安庁が令和7年度から整備する大型巡視船(多目的型)1隻の総事業費は約654億円。令和11年度の運用開始を予定している。
価格と出典
【価格】
国土交通省の令和7年度の評価書によると、海上保安庁の「大型巡視船(多目的型)1隻建造」の総事業費は約654億円です。
【内訳・条件】
・事業内容:大型巡視船(多目的型)1隻の建造と就役
・整備期間:令和7年度から令和11年度まで。運用開始は令和11年度、耐用年数は25年
・令和7年度の海上保安庁予算では、多目的巡視船1隻(11年度就役)に139.3億円が計上されている(令和6年12月の予算決定概要)
・評価書の図には、2機が運用できるヘリ甲板・ヘリ格納庫・搭載艇・ランプウェイなどが描かれている
・報道(乗りものニュース・2025年8月26日)では、全長約200m、幅約27m、総トン数約3万1000トン、令和8年度概算要求の追加分は39.1億円、総事業費は約680億円と伝えられている
【注意】
・654億円は評価書の「総事業費」で、船体の建造費だけとは限りません。内訳は出典に書かれていません
・報道の約680億円は概算要求の時点の数字で、評価書の約654億円と一致していません。どちらも出典の表記どおりです
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:評価書は、大規模災害や国民保護などの大規模・重大事案に対処できる指揮能力・輸送能力をもつ巡視船が必要と説明しています。効果として、指揮機能、ヘリや搭載艇の運用能力、人員・物資の輸送能力、他船への補給能力をあげています。
推測:長期の活動に耐える大きな船体と、ヘリの運用や補給の設備をあわせもつため、巡視船として桁違いの事業費になっていると考えられます。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:事業主体は国土交通省(海上保安庁)です。
推測:個人や企業が買うものではなく、国が大規模災害や海上の治安維持に使う船と考えられます。配備先は評価書で「調整中」とされています。
【提供元】
・国土交通省 — 海上保安庁を所管する省庁 — https://www.mlit.go.jp/
【出典】
・巡視船艇整備事業 評価書「大型巡視船(多目的型)1隻建造」(国土交通省・令和7年度)https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001879319.pdf
・令和7年度 海上保安庁関係 予算決定概要(海上保安庁・令和6年12月)https://www.mlit.go.jp/page/content/001854930.pdf
・海自ヘリ空母より巨大!海保の「超マンモス巡視船」追加の費用を要求へ(乗りものニュース・2025年8月26日)https://trafficnews.jp/post/580450
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