No.691 京都西陣の100%手機の織元・滋賀喜織物の袋帯「亀甲更紗 瑞鳥唐草」、お仕立て込み88万円(税込・銀座もとじ公式通販の袋帯で最も高い額・1点限り)
京都西陣で手機だけで帯を織る滋賀喜織物の袋帯「亀甲更紗 瑞鳥唐草」が、銀座もとじの公式通販でお仕立て込み88万円(税込)。同じ店の袋帯の掲載品では最も高い額だった。
価格と出典
【価格】
・西陣織 袋帯「亀甲更紗 瑞鳥唐草」(滋賀喜織物):お仕立て有り88万円、お仕立て無し86万8,000円(いずれも税込・銀座もとじの商品ページ・2026年10月20日に確認)
・同じ滋賀喜織物の袋帯「菱地文」も、お仕立て有り88万円、お仕立て無し86万8,000円(税込・同)
【内訳・条件】
・素材は絹。仕立ては袷(あわせ)、柄の置き方はお太鼓。性別の欄は女性、使う場面はフォーマル・セミフォーマルと書かれている(商品ページ)
・1点限りで先着順。納期は約20日(商品ページ)
・柄は亀甲・唐草・瑞鳥を組み合わせたもの。商品ページは、亀甲を平安時代に有職文様になった柄、瑞鳥を泰平の世に現れる鳥と説明している
・滋賀喜織物は1936年に京都西陣で創業した機屋で、銀座もとじは「西陣唯一」の100%手機の機屋と紹介している(銀座もとじ「西陣織・滋賀喜織物」)
【注意】
・額は売り手(銀座もとじ)の掲載価格で、織元が自ら出している価格表ではない。滋賀喜織物の公式サイトは確かめきれなかった
・「最も高い」は、銀座もとじの公式通販の袋帯の一覧(2026年10月20日に17点)の中での比較(このサイトでの確認)。同じ店では、織元の記載が無い夏の袋帯「絽綴れ 轡唐草文」も同じお仕立て有り88万円(税込)だった。西陣織の袋帯全体でいちばん高いという意味ではない
・爪掻本綴れの袋帯で、織元や老舗の公式の価格表示は見つけられなかった
・1点ものなので、売れると商品ページから外れることがある
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:滋賀喜織物は手機だけで織り、ふつうの箔帯が1寸の幅に緯糸を60本入れるところ、約85〜90本の金箔糸を入れる。箔糸は一越ごとに竹のヘラで引き入れる(銀座もとじ「西陣織・滋賀喜織物」)。
推測:機械で織る帯より手間と時間がかかり、1点ずつしか作れないことが値段を押し上げていると考えられる。手機だけの機屋が少ないことも、高い値がついても買い手がいる理由と考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:商品ページは女性のフォーマル・セミフォーマル向けとし、オペラやパーティーなどの社交の場をすすめている。推測:改まった席に絹の着物で出る機会がある人が、仕立てまで頼んで買うと考えられる。
【提供元】
・株式会社 銀座もとじ — 1979年創業の着物専門店で、公式通販で袋帯を売っている — https://www.motoji.co.jp/(東京都中央区)
・滋賀喜織物 — 帯を織った京都西陣の機屋 —(公式サイトは確かめきれず)
【出典】
・西陣織 袋帯 100%手機の織元「亀甲更紗 瑞鳥唐草」(銀座もとじ・日付なし・2026年10月20日に確認)https://www.motoji.co.jp/products/1310106877
・西陣織 袋帯 100%手機の織元「菱地文」(銀座もとじ・日付なし・2026年10月20日に確認)https://www.motoji.co.jp/products/1310106802
・(夏もの)西陣織 袋帯「絽綴れ 轡唐草文」(銀座もとじ・日付なし・2026年10月20日に確認)https://www.motoji.co.jp/products/1320100827
・西陣織・滋賀喜織物(しがきおりもの)(銀座もとじ・日付なし)https://www.motoji.co.jp/blogs/artists-origins/shigakiorimono
・会社案内(銀座もとじ)https://www.motoji.co.jp/pages/corporate-profile
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