No.664 茶の湯の炉釜、加藤忠三郎作「裏甲釜」など3点が千紀園の通販で各58万3,440円(税込・同店の釜でいちばん高い)
茶の湯で炉に掛ける釜のうち、加藤忠三郎作の「裏甲釜」「乙御前釜」「鶴雲釜」は、茶舗・千紀園の通販でそれぞれ58万3,440円(税込)。同店の釜・風炉の235件の中で、釜だけの品ではいちばん高い。
価格と出典
【価格】
・炉釜 裏甲釜(加藤忠三郎):58万3,440円(税込)
・炉釜 乙御前釜・鶴雲釜(加藤忠三郎):それぞれ58万3,440円(税込)
・同じ店で次に高い釜は、大國藤兵衛の炉釜(裏甲釜 桜地紋・八角八景釜など)で54万3,400円(税込)
・参考:釜に風炉が付いた組(大國藤兵衛 真形浜松釜添 唐銅朝鮮風炉)は59万4,880円(税込)で、これが「釜・風炉・鉄瓶」の分類で最も高い
(いずれも千紀園の通販の「釜・風炉・鉄瓶」を価格の高い順に並べた表示)
【内訳・条件】
・裏甲釜の商品ページでは、付属品は桐箱。寸法・材質・説明文は書かれていない
・送料込み。茶道具は届くまで1週間から10日ほどかかると案内している
・在庫は実店舗と共有で、在庫切れでも注文が通ってしまう場合があるとの注意書きがある
【注意】
・「いちばん高い」は千紀園の通販の中でのこと。ほかの茶道具店や、人間国宝などの作の釜にもっと高いものがある可能性はある(今回は確かめられなかった)
・商品ページに日付が無く、いつの価格かは分からない
・作者の経歴は商品ページに書かれていない
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:同じ店の釜でも、菊地政光の風炉釜は12万8,700円、加藤忠三郎の炉釜は58万3,440円と、作り手によって値段に差がある。加藤忠三郎の炉釜3点は同じ値付けになっている。
推測:同じ店でも作り手ごとに値段が大きく違うことから、作り手の名と格が値段を分けていると考えられる。同じ店の表示では、加藤忠三郎の炉釜(58万3,440円)が同じ作り手の風炉釜(42万6,140円)より高い。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:抹茶と茶道具を扱う茶舗の通販で売られている。推測:茶道の先生や、自宅に茶室を持つ人が、炉の季節の道具として買うと考えられる。
【提供元】
・千紀園 — 江戸時代からの茶舗で、抹茶と茶道具を販売(滋賀県草津市)— https://www.senkien.jp/
【出典】
・茶道具 炉釜 裏甲釜 加藤忠三郎 商品ページ(千紀園・日付の記載なし)https://www.senkien.jp/c/chanoyu/102743
・釜・風炉・鉄瓶 一覧(価格の高い順・千紀園・日付の記載なし)https://www.senkien.jp/c/chanoyu/kama?sort=price_high
【動画】
・茶の湯釜制作工程4(arata nagano)https://www.youtube.com/watch?v=8YDlf5kS0xs
関連動画
情報・意見(0件)
情報や意見を書くにはログインが要ります(読むだけならログインは要りません)。