No.607 旧安倍派の不記載事件、元会計責任者の有罪判決が確定(収入と支出を計約13億5,000万円少なく記入・2018〜22年分)
旧安倍派の事務局長で会計責任者だった松本淳一郎氏に、東京地裁が2024年9月30日、禁錮3年・執行猶予5年を言い渡し、控訴期限の10月15日を過ぎて確定。2018〜22年分で収入と支出を計約13億5,000万円少なく記入。
価格と出典
【価格】(金額の性質:収支報告書に記載されなかった収入と支出の合計額。本人の所得ではない。派閥の収支報告書の金額)
・収入と支出を計約13億5,000万円少なく記入した(2018〜22年分の政治資金収支報告書・日本経済新聞の記事の表記)
【内訳・条件】
・被告は旧安倍派(清和政策研究会)の事務局長で会計責任者だった松本淳一郎氏。罪名は政治資金規正法違反(虚偽記入)。判決は2024年9月30日、東京地方裁判所。禁錮3年、執行猶予5年(日本経済新聞)
・確定:日本経済新聞(共同通信の配信)は2024年10月16日、地裁への取材で確定が分かったと報じた。15日の控訴期限までに被告側と検察側の双方が控訴しなかった
・裁判所は、犯行を「政治活動の公明・公正を確保するとの政治資金規正法の目的をないがしろにする」と述べた一方、会計責任者の「権限には限界があった」として執行猶予が相当としたと報じられた(日本経済新聞)
・日本経済新聞は2024年1月19日の記事で、東京地検特捜部が安倍派の当時の会計責任者らを在宅起訴し、不記載は2018〜22年で約6億7,000万円と伝えた。1月の記事の約6億7,000万円は「収入の虚偽記入」の額。判決の約13億5,000万円は「収入と支出を計」した額(両記事の表記)
・自民党は2024年4月4日、派閥による政治資金の不適切な処理について、党紀委員会で国会議員ら39人の処分を決めた(自民党のメールマガジン)
【注意】
・このサイトで名前を書くのは、判決が確定した人だけ。同じ事件のほかの関係者の判決は、この記事では扱わない
・派閥ごとの訂正額(総務省に出された訂正書類の額)は確かめられなかった。この記事の金額は判決での認定額の報道
・確定は日本経済新聞の2024年10月16日の記事で確かめた。裁判所の判決文そのものは確かめていない
・派閥のパーティー収入の使い道は、この記事の出典には書かれていない
【なぜこのお金が問題になったのか(考察)】
出典の事実:日本経済新聞によると、裁判所は、政治資金規正法の「政治活動の公明・公正を確保する」という目的をないがしろにする犯行と述べた。収支報告書は、政治資金の収入と支出を国民に公開する制度の土台になる書類。
【どんな人が関わっているか(出典の事実)】
・派閥(政治団体)の会計責任者。収支報告書を作って提出する立場
【提供元】
・東京地方裁判所 — 判決を言い渡した裁判所 — https://www.courts.go.jp/ (東京都千代田区)
【出典】
・旧安倍派の元会計責任者の判決が確定(日本経済新聞・2024年10月16日)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF1686G0W4A011C2000000/
・安倍・二階・岸田派の会計責任者ら起訴 裏金事件で地検(日本経済新聞・2024年1月19日)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE131MJ0T10C24A1000000/
・自民党メールマガジン(自由民主党・2024年4月5日)https://www.jimin.jp/involved/mailmagazine/backnumber/207986.html
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