No.476 亡くなった体を液体窒素で冷凍保存する米国アルコー財団、全身の保存は22万ドル(約3,470万円)・頭部だけは8万ドル(約1,262万円)
米国アリゾナ州のアルコー延命財団は、亡くなった人の体を将来の蘇生に備えて冷凍保存する。必要な資金は全身で22万ドル(約3,470万円)、頭部(脳)だけで8万ドル(約1,262万円)。会費は年齢に応じて別にかかる。
価格と出典
【価格】
・全身の冷凍保存:22万ドル(約3,470万円)(自己資金で払う場合の額)
・頭部(脳)だけの保存:8万ドル(約1,262万円)(財団の料金ページ。KOLD の記事は8万〜9万ドル(約1,262万〜1,420万円)と書いている)
【内訳・条件】
・生命保険で備える方法もあり、保険料の目安は全身で月50〜75ドル(約7,886〜1.2万円)から、頭部だけで月25〜45ドル(約3,943〜7,098円)から(公式ページの表記)
・年会費(2025年):17歳までは60ドル(約9,464円)、18歳で入る人は200ドル(約3.2万円)、19歳からは「年齢×15ドル(約2,366円)」(例:30歳なら年450ドル(約7.1万円))
・追加の料金:米国・カナダの外に住む人は1万ドル(約158万円)、入会から180日以内に処置が必要になった場合は2万ドル(約315万円)など
・財団の拠点は米国アリゾナ州スコッツデール。液体窒素で約マイナス320度(華氏)に冷やした容器で保存する(KOLD の記事)
【注意】
・財団の最高経営責任者も、将来本当に蘇生できるかは分からないと話している(KOLD の2026年4月の記事)
・会費の掛け率は毎年見直される(公式ページの注記)
・円に直した額はこのサイトでは計算していない
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:保存は全身か頭部だけかで額が大きく違う。体を極低温の液体窒素の容器に入れて、長い年月保ち続ける。
推測:蘇生の技術ができるまで何十年、何百年と液体窒素を補い続ける費用を最初にまとめて用意する仕組みのため、全身ではこの額になると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:KOLD の記事では、脳腫瘍で亡くなったタイの2歳の女の子の例が紹介されている。
推測:将来の医学に望みをかける本人や、家族を失った遺族が、生命保険などで資金を用意して利用すると考えられる。
【提供元】
・アルコー延命財団(Alcor Life Extension Foundation) — 人体の冷凍保存を行う米国の非営利団体(アリゾナ州スコッツデール) — https://www.alcor.org/
【原文】
・Pricing & Dues(Alcor・2025年の会費の表記あり)https://www.alcor.org/membership/pricing-and-dues/
・Cryonics in Scottsdale: Inside Alcor's bid to pause death and buy time for science(KOLD・2026-04-28)https://www.kold.com/2026/04/29/cryonics-scottsdale-inside-alcors-bid-pause-death-buy-time-science/
【出典】
・Pricing & Dues(Alcor Life Extension Foundation・2025年の会費の表記あり、2026-10-07に閲覧)https://www.alcor.org/membership/pricing-and-dues/
・Cryonics in Scottsdale: Inside Alcor's bid to pause death and buy time for science(KOLD・2026-04-28)https://www.kold.com/2026/04/29/cryonics-scottsdale-inside-alcors-bid-pause-death-buy-time-science/
【動画】
・愛娘の蘇生を願い……冷凍保存に踏み切った両親(BBC News Japan)https://www.youtube.com/watch?v=WwmQDmJSquU
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