No.455 ニュートリノを観測する「ハイパーカミオカンデ計画」、建設費総額は約722億円(日本負担約545億円・2024年の文部科学省の審議会の評価)
文部科学省の科学技術・学術審議会の作業部会の進捗評価(2024年8月15日)によると、ハイパーカミオカンデ計画の建設費総額は約722億円(日本負担約545億円)。完成後の運用経費は年約60億円で、2027年度の運用開始をめざす。
価格と出典
【価格】
・建設費総額:約722億円(日本負担分 約545億円)
【内訳・条件】
・ハイパーカミオカンデ:約649億円(日本負担 約502億円、うち自主財源200億円)
・J-PARC加速器:約73億円(日本負担 約43億円)
・年間運用経費:約60億円(ハイパーカミオカンデが年20億円を20年間、J-PARC加速器が年40億円を10年間と見込む)
・建設期間:2020〜2026年度(2019年度に一部着手)。2027年度から運用開始の予定。同じ資料の進み具合の章には、建設完了は当初計画より5か月遅れの2027年5月になる見込みとある
・日本をホスト国とする約22か国の国際協力の事業
【注意】
・資料には、エネルギー価格や資材費、技術者の賃上げで建設予算の総額が増えていると書かれている。今後額が変わる可能性がある
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:新しい巨大な検出器「ハイパーカミオカンデ」を建設し、あわせて運用中のJ-PARC加速器の性能を高める計画。
推測:資料には本体の「空洞」を掘る工事が書かれており、巨大な空洞に精密な検出器を備える工事のため、研究施設として大きな額になっていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:世界22か国の研究者が参加する国際共同研究。
推測:素粒子や宇宙の成り立ちを調べる研究者が、20年以上にわたり使うと考えられる。
【提供元】
・文部科学省 — 計画を「大規模学術フロンティア促進事業」として支える国の機関 — https://www.mext.go.jp/ (所在地はページで確かめていない)
【出典】
・大規模学術フロンティア促進事業の「進捗評価」(報告)「大型先端検出器による核子崩壊・ニュートリノ振動実験(ハイパーカミオカンデ計画の推進)」について(文部科学省・2024-08-15)https://www.mext.go.jp/content/20240815-mxt_gakkikan-000037822_1_1.pdf
【動画】
・【内部を公開】次世代ニュートリノ観測施設「ハイパーカミオカンデ」 岐阜(日テレNEWS)https://www.youtube.com/watch?v=HnsoiusPeG0
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