No.400 伊勢神宮の式年遷宮にかかる総費用、前回(2013年)は約558億円・次回(2033年)も同程度と試算
伊勢神宮が20年ごとに社殿を建て替える式年遷宮は、前回(2013年)に約558億円かかった。神宮司庁は2033年秋の次回も同程度の予算になると試算している。
価格と出典
【価格】
・前回の式年遷宮にかかった費用は約558億円(神宮司庁の説明・2024年4月の報道)。
・次回(第63回・遷御は2033年秋の予定)も、前回と同じ約558億円程度の予算になるとして試算を進めている。
・2011年の報道では、2013年の遷宮の費用は550億円とされ、1973年は60億円、1993年は327億円だった。
【内訳・条件】
・2011年の報道によると、2013年の遷宮では木材約1万本、萱(かや)2万3000束を使い、御装束神宝を714種1576点用意する。
・次回は人件費や物価の上昇で建設費が増える見込みだが、前回建てた施設の経費分を差し引いて費用を抑えるとしている。
【注意】
・558億円(2024年の説明)と550億円(2011年の報道)は時点が違う数字。どちらも内訳の金額は出典に無い。
・次回の約558億円はまだ試算の段階。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:社殿の建て替えだけでなく、約1万本の木材、2万3000束の萱、714種1576点の装束・神宝をすべて新しく作る。費用は1973年の60億円、1993年の327億円、2013年の550億円と増えてきた。
推測:同じ形の社殿と神宝を20年ごとに一から作り直す行事は他に例がなく、木曽ヒノキなどの材料と、宮大工や工芸の職人の手仕事を大量に集めるため、日本の寺社の事業で最大級の額になると考えられる。20年ごとに繰り返すことで、職人の技を次の世代へ伝える役割も認められていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:費用の試算は伊勢神宮の神宮司庁が行っている。
推測:費用は神宮自身と全国からの寄付でまかなわれるもので、個人が買う品ではなく、神宮が20年に一度発注する事業と考えられる。
【提供元】
・伊勢神宮(神宮司庁) — 式年遷宮を行う神社 — https://www.isejingu.or.jp/(三重県伊勢市)
【出典】
・伊勢神宮、次期式年遷宮「遷御」を2033年秋に 来春から関連行事始まる(伊勢志摩経済新聞・2024年4月10日)https://iseshima.keizai.biz/headline/4053/
・静かに進む「神々の引っ越し」 伊勢2013式年遷宮(日本経済新聞・2011年7月31日)https://www.nikkei.com/article/DGXNASFD07009_U1A710C1SHJ000/
【動画】
・【伊勢神宮】第63回神宮式年遷宮 御神木篇 ISE-JINGU(伊勢神宮 公式チャンネル (ISE-JINGU))https://www.youtube.com/watch?v=kPs5W5-lGqw
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