No.379 人間国宝・岩野市兵衛が漉く越前生漉奉書、柾判1枚3,500円・越前市のふるさと納税では寄附3万3,000円
人間国宝・九代目岩野市兵衛が漉く越前生漉奉書は、越前の直売所で柾判(約550×440mm)1枚3,500円。越前市のふるさと納税の「特別仕様」は寄附33,000円。
価格と出典
【価格】
越前生漉奉書・柾判 1枚 ¥3,500(ジカタキ!越前手しごと直売所。売り切れ表示)。
越前市のふるさと納税「人間国宝、岩野市兵衛作 越前手漉生漉き奉書特別仕様」 寄附金額33,000円。
【内訳・条件】
・直売所の品は楮色、1枚、約550mm×約440mm、厚さ約0.18〜0.21mmで、紙の周りは漉きっぱなしの状態で届く。
・ふるさと納税の品は紙の寸法450×550mmの耳付き。楮は那須楮、ネリは群馬のトロロアオイと北海道の糊空木を混ぜて使う。受注生産で発送まで3か月ほどかかる。問い合わせ先は杉原商店。
・直売所の説明では、国内産の楮を釜で煮て、ちりを手で取り、叩いて繊維をほぐし、1枚ずつ漉いて板に貼って干し、市兵衛氏自身が1枚ずつ検品する。紙を漉くのは1週間のうち1〜2日だけ。
【注意】
・直売所の品は「SOLD OUT」で、税込・税抜の別は書かれていない。ふるさと納税の品は枚数が書かれていない。どちらのページにも掲載日は書かれていない。
・ふるさと納税の金額は寄附の額で、品物の価格そのものではない。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:国指定重要無形文化財の保持者が、機械や薬品を最小限にした昔の漉き方で作る。原料の準備や乾燥・検品に時間がとられ、漉けるのは週に1〜2日。300回の重ね刷りに耐えると言われ、先代の奉書はピカソも版画用紙に使ったと書かれている。
推測:1枚ずつ人の手で漉いて検品するため作れる枚数が限られ、版画家など使い手からの需要が絶えないことが、ふつうの紙の何百倍という価格になる理由と考えられる。武家の公文書に使われた越前奉書の歴史と人間国宝の名が、価値を支えていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
事実:ふるさと納税のページは、今は浮世絵など木版画に使われていると書いている。推測:木版画家や書家、特別な手紙や作品に使いたい人が買うと考えられる。
【提供元】
・ジカタキ!越前手しごと直売所(滝道生) — 越前の手仕事品の販売 — https://www.takipaper.jp/(福井県越前市)
・杉原商店 — ふるさと納税の品の問い合わせ先 — 公式サイトは確かめていない
【出典】
・越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判(ジカタキ!越前手しごと直売所・日付なし)https://www.takipaper.jp/items/32569432
・人間国宝、岩野市兵衛作 越前手漉生漉き奉書特別仕様(ふるさとチョイス・福井県越前市・日付なし)https://www.furusato-tax.jp/product/detail/18209/4731106
【動画】
・越前和紙職人 岩野市兵衛さんの紙づくり(千葉市美術館 chiba city museum of art)https://www.youtube.com/watch?v=Q0fPWaYTA0c
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