No.372 島津薩摩切子の復元品「銚釐(ちろり)」、192万5,000円(税込・島津興業)
島津興業の島津薩摩切子で最も高い品は、サントリー美術館蔵の原品を復元した酒器「銚釐(ちろり)」で1,925,000円(税込)。二番目は二色衣25周年の花瓶で1,265,000円。
価格と出典
【価格】
復元 銚釐(ちろり) 1,925,000円(税込)。
【内訳・条件】
・大きさは高さ16.0cm、最大幅17.0cm、径11.0cm、容量420ml。色は金赤など。主な文様は魚子文・六角籠目文・七宝文。
・原品はサントリー美術館の所蔵。ふつうの薩摩切子は外側全体に色ガラスを被せるが、この品は原品の作り方に合わせて胴の側面の一部だけに色を被せる「部分被せ」で作る。把手を付けるための突起や注ぎ口も成形しなければならず、生地づくりが複雑とされる。
・同じ公式ショップの商品のうち、価格の高い順では、二色衣25周年の花瓶「郷奏蒼翠」1,265,000円、船形鉢990,000円〜、脚付蓋物660,000円〜が続く(このサイトで公式ショップの商品一覧を並べ替えて確かめた)。
【注意】
・この品は公式オンラインショップでは売っておらず、直営店か取扱店に問い合わせる形。在庫数は0点と表示されていた。
・ページに掲載日は書かれていない。クリスタルガラス製で、燗付けには使えないと書かれている。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:美術館所蔵の原品を復元した品で、色を一部だけ被せる昔の手法をそのまま使い、把手の突起と注ぎ口のある複雑な形を吹きガラスで作る。メーカーは船形鉢と並んで薩摩切子を代表する一品と紹介している。
推測:グラスや鉢と違って形が複雑で失敗が出やすく、さらに原品に合わせて文様を刻むため、作れる数が少ないことが同じ窯の中で最高額になる理由と考えられる。島津家ゆかりの切子を当時の姿でよみがえらせたという来歴が、価値を支えていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
事実:メーカーは直営店・取扱店での販売としている。推測:薩摩切子の収集家や、記念品・贈答品として最上の品を求める人が買うと考えられる。
【提供元】
・株式会社島津興業(島津薩摩切子・薩摩ガラス工芸) — 薩摩切子の製造販売 — https://satsumakiriko.co.jp/(鹿児島県鹿児島市)
【出典】
・【島津薩摩切子】復元 銚釐(ちろり)(株式会社島津興業・日付なし)https://satsumakiriko.co.jp/products/銚釐
・特定商取引法に基づく表記(株式会社島津興業 島津薩摩切子・日付なし)https://satsumakiriko.co.jp/policies/legal-notice
【動画】
・鹿児島の伝統工芸品「薩摩切子」 途絶えていた歴史が40年前に復活 復元の歩みとこれから (25/04/03 15:33)(鹿児島ニュースKTS)https://www.youtube.com/watch?v=tsyjCwIBZKc
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