No.352 世界に1台の試作ゲーム機「任天堂プレイステーション」、36万ドル(約5,678万円)で落札(2020年)
任天堂とソニーが共同で作った試作ゲーム機「任天堂プレイステーション」が、2020年3月に米ヘリテージ・オークションズで36万ドル(約3800万円)で落札された。
価格と出典
【価格】
36万ドル(約3800万円)(CNN・2020年3月9日)。
【内訳・条件】
2020年3月6日、米テキサス州ダラスのヘリテージ・オークションズの競売で落札された(Kotaku・2020年3月6日)。1991年ごろの試作機で、スーパーファミコンにCD-ROMの読み取り装置を付けたもの。現存する唯一の実機とみられている。落札者はゲームのコレクターのグレッグ・マクレモア氏(CNN)。
【注意】
出品者は、資産の競売でこの機械を手に入れ、屋根裏にしまっていたテリー・ディーボルド氏。競売の前に120万ドル(約1.9億円)の申し出を断っていたと報じられた(Kotaku)。最初の持ち主はソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカの元社長オラフ・オラフソン氏とされる。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:試作機は200台作られたが、提携が解消されたあと残りの199台は壊されたと考えられている(CNN)。Kotakuは、ゲーム関連の記念品の記録を破ったと報じた。
推測:ゲーム機そのものは大量生産の品だが、任天堂とソニーが組んでいたという「実現しなかった歴史」をただ1台で証明する品であることが、ほかに比べるものの無い価格を生んだと考えられる。この提携の決裂がのちのプレイステーション誕生につながったという物語も、価値を支えていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:落札したのはゲームのコレクターで、オキュラスの創業者パルマー・ラッキー氏も入札に加わった(CNN・Kotaku)。
推測:ゲームの歴史に思い入れのある資産家が、手元に置くか保存のために競り合う価格と考えられる。
【提供元】
・ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions) — 米国ダラスの競売会社。この競売を開いた
【原文】
'Nintendo Play Station' Sells At Auction For $360,000(Kotaku・2020年3月6日)https://kotaku.com/nintendo-play-station-sells-at-auction-for-360-000-1842154345
【出典】
・幻の「任天堂プレイステーション」、3800万円で落札(CNN.co.jp・2020年3月9日)https://www.cnn.co.jp/tech/35150505.html
・'Nintendo Play Station' Sells At Auction For $360,000(Kotaku・2020年3月6日)https://kotaku.com/nintendo-play-station-sells-at-auction-for-360-000-1842154345
【動画】
・Nintendo-Sony Playstation Prototype Console, Never Released, Rare One-of-a-Kind find(Heritage Auctions)https://www.youtube.com/watch?v=Nl5sd1wC-bU
日本語の要約:競売会社ヘリテージ・オークションズの紹介動画。任天堂とソニーの共同計画で作られ発売されなかった「プレイステーション」試作機を、計画の始まりから決裂、その後のプレイステーション誕生までの経緯とともに紹介する。
関連動画
日本語の要約(動画の説明文からこのサイトがまとめたもの)
競売会社ヘリテージ・オークションズの紹介動画。任天堂とソニーの共同計画で作られ発売されなかった「プレイステーション」試作機を、計画の始まりから決裂、その後のプレイステーション誕生までの経緯とともに紹介する。
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