No.336 スペインの青かびチーズ「カブラレス」、競売で3万6,000ユーロ(約640万円)、世界一高いチーズ(2024年)
2024年8月25日、スペイン・アストゥリアス州の品評会の競売で、洞窟で10か月熟成したカブラレス約2.3kgが3万6,000ユーロ(約640万円)で落札され、「競売で最も高いチーズ」のギネス世界記録になった。
価格と出典
【価格】
約2.3kgのチーズ1個が3万6,000ユーロ(約640万円)(4万2,232ドル・3万843ポンド(約644万円))。「競売で売れた最も高いチーズ」のギネス世界記録(ギネス世界記録・2025年7月8日)。
【内訳・条件】
競売は2024年8月25日、スペイン・アストゥリアス州カブラレスで、第52回の品評会で「最優秀チーズ」に選ばれた1個について行われた。作ったのはアンヘル・ディアス・エレーロのチーズ工房で、牛の乳を使い、標高1,500m近いロス・マソスの洞窟で10か月熟成させた。売り手はカブラレス原産地呼称(DOP)統制委員会。競りは3,000ユーロ(約53.3万円)から始まり、9つの飲食店が40回入札して、レストラン「エル・リャガル・デ・コジョト」の店主イバン・スアレスが落とした。
【注意】
同じ統制委員会がこの記録をとるのは3回目で、前は2018年の2,474.04ユーロ(約44万円)、2019年の2万500ユーロ(約364万円)だった。品評会の最優秀の1個だけにつく価格で、ふだんのカブラレスの価格ではない。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:品評会でいちばんと認められた1個で、高地の洞窟で10か月寝かせたもの。9つの店が40回も入札して競り合った。
推測:その年の「いちばんのチーズ」は1個しかなく、落とした店はそれを看板にできるため、日本の初競りと同じように宣伝の値打ちまで含めて値が上がったと考えられる。記録が出るたびに話題になることも、次の競りを押し上げていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:落札したのは地元のレストランで、入札したのも飲食店だった。
推測:店の名を広めたい飲食店が競り落とす価格と考えられる。
【提供元】
・カブラレス原産地呼称(DOP)統制委員会 — 品評会のチーズを競売にかけた団体(スペイン・アストゥリアス州)
【原文】
Most expensive cheese sold at auction is €36,000 piece aged in a cave for 10 months(Guinness World Records・2025年7月8日)https://www.guinnessworldrecords.com/news/2025/7/most-expensive-cheese-sold-at-auction-is-36000-piece-aged-in-a-cave-for-10-months
【出典】
・Most expensive cheese sold at auction is €36,000 piece aged in a cave for 10 months(Guinness World Records・2025年7月8日)https://www.guinnessworldrecords.com/news/2025/7/most-expensive-cheese-sold-at-auction-is-36000-piece-aged-in-a-cave-for-10-months
【動画】
・Spanish women preserving the world’s most expensive cheese | REUTERS(Reuters)https://www.youtube.com/watch?v=zJ_eHwGFczo
日本語の要約:スペインのピコス・デ・エウロパで、何代にもわたってカブラレス・チーズを洞窟で熟成させてきた女性のチーズ職人を訪ねるロイターの報道。
関連動画
日本語の要約(動画の説明文からこのサイトがまとめたもの)
スペインのピコス・デ・エウロパで、何代にもわたってカブラレス・チーズを洞窟で熟成させてきた女性のチーズ職人を訪ねるロイターの報道。
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