No.333 1920年代ごろのプーアル茶「同興號」7枚、香港の競売で528万香港ドル(約1.1億円)(2022年・保利香港)
2022年7月10日、保利香港の競売で1920年代ごろの同興號のプーアル茶7枚(約2,246g)が528万香港ドル(約1.1億円)で落札された。前年には7枚組が1,380万香港ドル(約2.8億円)をつけている。
価格と出典
【価格】
茶餅7枚(約2,246g)で528万香港ドル(約1.1億円)(67万2,000米ドル)。同じ競売で同じ同興號の1枚(約321g)は81万6,000香港ドル(約1,640万円)だった(The Value・2022年7月11日)。
【内訳・条件】
競売は2022年7月10日、保利香港拍賣(ポリー・オークション香港)の10周年の競売で行われた。同興號は1733年に始まった茶の銘柄とされる。
【注意】
出典によると、前年(2021年)の保利香港の競売では、100年前のプーアル茶7枚組が1,380万香港ドル(約2.8億円)(約170万米ドル)で売れており、1枚あたり約190万香港ドル(約3,819万円)の計算になる。ふだん店で売られるプーアル茶の価格ではない。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:プーアル茶は寝かせるほど味と香りがよくなるとされ「飲める骨董」と呼ばれる。清朝の皇室に好まれた歴史があり、同興號のような老舗の銘柄は高く評価される。暗く湿度のほどよい場所で保たないといけないため、よい状態で残る物は少ない。
推測:100年近くよい状態で残った茶は数が限られ、新しく作ることもできないため、骨董品と同じように競り合いで値が決まると考えられる。飲み物でありながら、年を経るほど値打ちが上がると見られていることも、投資の対象として高値を支えていると考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:出典は、寝かせたプーアル茶を新しく出てきた高級な収集品と位置づけている。
推測:中国茶の収集家や、値上がりを見込む投資家が買う価格と考えられる。
【提供元】
・保利香港拍賣(Poly Auction Hong Kong) — この競売を開いたオークション会社(香港)
【原文】
Fetching HK$5.28m at Poly Auction, aged Pu'er tea remains an emerging luxurious commodity(The Value・2022年7月11日)https://en.thevalue.com/articles/poly-hong-kong-10th-anniversary-puer-tea-moutai-auction-result
【出典】
・Fetching HK$5.28m at Poly Auction, aged Pu'er tea remains an emerging luxurious commodity(The Value・2022年7月11日)https://en.thevalue.com/articles/poly-hong-kong-10th-anniversary-puer-tea-moutai-auction-result
【動画】
・令陳年普洱收藏投資不再「離地」 保利香港的茶葉拍賣經(The Value l 藝術雜誌 Art Insider)https://www.youtube.com/watch?v=0KFsSDL1WO0
日本語の要約:香港の競売で寝かせたプーアル茶が高値で取引される流行について、保利香港拍賣の茶と酒の部門の責任者に聞いたインタビュー。プーアル茶を身近な飲み物として楽しんでもらいたいという考えを紹介する。
関連動画
日本語の要約(動画の説明文からこのサイトがまとめたもの)
香港の競売で寝かせたプーアル茶が高値で取引される流行について、保利香港拍賣の茶と酒の部門の責任者に聞いたインタビュー。プーアル茶を身近な飲み物として楽しんでもらいたいという考えを紹介する。
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