No.325 豊洲市場の初競りでムラサキウニ1枚3,500万円、ウニの史上最高値(2026年)
2026年1月5日、豊洲市場の初競りで北海道産のムラサキウニ約400グラムが3,500万円で落札され、ウニの史上最高値になった。それまで最高だった2025年の5倍。
価格と出典
【価格】
約400グラムの1枚で3,500万円。史上最高値(時事通信・2026年1月9日)。
【内訳・条件】
北海道産の「はだての生うに」で、越前塗りの漆器に入っていた。時事通信によると、競り落としたのは豊洲の仲卸「山治」で、東京・中目黒の「鮨 尚充」の安田尚充オーナーシェフの頼みに応えたもの。ウニ専門店「うに虎」を営むBeyond Tsukiji Holdingsは、同社と鮨尚充の共同落札と発表し、このウニを使った「初競り雲丹丼」を1杯100万円(税別)・5食限定で、うに虎本店(東京都中央区築地)で1月6日から完全予約制で出すとした。時事通信は、過去最高値だった2025年の5倍と伝えた(2025年の額は約700万円=このサイトでの計算)。
【注意】
初競りだけにつく特別な価格で、ふだんのウニの価格ではない。落札者の書き方は、報道(仲卸が依頼を受けて落札)と会社の発表(共同落札)で異なる。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:同じ日の初競りでは一番マグロに5億1,030万円の史上最高値が付き、ウニは前年の5倍の「ご祝儀相場」と報じられた。落札したウニは漆器入りの特別な仕立てで、1杯100万円の丼として5食だけ出された。
推測:ウニそのものの量は400グラムほどで、価格の大半は「新年の初競りで史上最高値を付けた」という話題に対するものと考えられる。落札額を丼の価格と話題に変えて店の名を広める狙いがあり、宣伝の場として競り合う店が増えたことが、前年の5倍への跳ね上がりにつながったと考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典の事実:落札にかかわったのはウニ専門店の運営会社とすし店で、ウニは限定の丼として客に出された。
推測:飲食店が店の宣伝のために競り落とす価格で、1杯100万円の丼を食べるのは話題性を求める富裕層と考えられる。
【提供元】
・豊洲市場(東京都中央卸売市場) — ウニの初競りが行われた市場(東京都江東区)
・Beyond Tsukiji Holdings株式会社 — ウニ専門店「うに虎」を営む会社(東京都中央区築地)
【出典】
・5億円「一番マグロ」、すしざんまい再来は予想外?◇豊洲初競り、ウニも史上最高値を記録(時事通信・2026年1月9日)https://www.jiji.com/jc/v8?id=20260110suisan
・【史上最高額3,500万円】うに虎×鮨尚充、初競りでムラサキウニを共同落札〜限定提供を1月6日(火)より開始〜(Beyond Tsukiji Holdings・PR TIMES・2026年1月5日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000172839.html
・1杯「100万円」の「初競り雲丹丼」販売 「史上最高額3,500万円」でムラサキウニが共同落札(食品産業新聞社・2026年1月)https://www.ssnp.co.jp/foodservice/651391/
【動画】
・【“初競り”は景気のバロメーター?】「一番マグロ」今年は史上最高値の「5億1030万円」ウニも史上最高値で1貫150万円【Nスタ解説】(TBS NEWS DIG Powered by JNN)https://www.youtube.com/watch?v=OzKuxrzS4No
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