No.318 檜皮葺の本殿の屋根などを直す工事、福井・若狭彦神社は約9,600万円
福井県小浜市の若狭彦神社は、檜皮葺の上社本殿などの修繕に工事費全体で約9,600万円かかるとして寄付を募った。県と市の補助を受けても2,400万円が必要という。
価格と出典
【価格】
・工事費全体で約9,600万円(神社の発表・2023年12月24日)。
・福井県と小浜市から最大限の補助を受けても、神社が2,400万円を用意する必要がある。
【内訳・条件】
・傷んだのは上社の本殿・神門・随神門。老朽化に加え、大雪や豪雨などの影響で大きく傷んだ。最初の工事は本殿の屋根の修繕。
・上社本殿は檜皮葺(ヒノキの皮を葺いた屋根)。工事は令和6年度の秋から始める予定とされた。
・上社・下社とも本殿・神門・随神門が福井県の文化財に指定されている。
【注意】
・9,600万円は本殿屋根だけでなく、神門・随神門を含む工事費全体の額。
・補助額そのものは書かれておらず、9,600万円から2,400万円を引いた額が補助だとは限らない。
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:神社は伝統的な素材と技法での修繕を計画しており、檜皮葺は格式ある建物に使われた屋根とされる。本殿などは県の文化財に指定されている。工事費の内訳は出典に無い。
推測:文化財の社殿は安い材料や今風の工法に替えることができず、ヒノキの皮を一枚ずつ重ねて葺く職人の手仕事と、限られた量しか採れない檜皮の材料を使うため、屋根の修繕でも1億円近くになると考えられる。国や県の補助がつくのは、こうした建物と技を後世に残す価値が公に認められているからと考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
神社の発表では、檜皮葺は格式ある建物に用いられた屋根とされている。費用の一部は氏子や崇敬者の寄付でまかなう形で、文化財の社殿を守る神社が発注していると考えられる。
【提供元】
・若狭彦神社 — 修繕を発注し寄付を募る神社 — https://wakasahiko-jinja.jp/(福井県小浜市)
【出典】
・若狭彦神社『本殿屋根』修繕事業について、寄付のお願い(若狭彦神社・2023年12月24日)https://wakasahiko-jinja.jp/news/20231224-about-hondenyane-fukikae/
【動画】
・丹波図鑑・手仕事編「檜皮ぶき」(神戸新聞社(kobedigital))https://www.youtube.com/watch?v=hWzXDHi-H64
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