No.95 世界でいちばん高い硬貨「1933年ダブルイーグル金貨」の落札価格(2021年)
米国の20ドル(約3,155円)金貨「1933年ダブルイーグル」が2021年6月、サザビーズで1890万ドル(約29.8億円)で落札。硬貨の競売として史上最高額。
価格と出典
【価格】
1890万ドル(約29.8億円)(1,890万米ドル)。2021年6月8日、サザビーズ・ニューヨークの競売。
【内訳・条件】
・予想落札額は1000万〜1500万ドル(約15.8億〜23.7億円)
・1933年に造られたが流通せず、ほぼすべて回収・溶解された。個人が合法に持てるのはこの1枚だけ
・売り手は靴デザイナーのスチュアート・ワイツマン氏。2002年に760万ドル(約12億円)で買ったときもそれが最高額だった
・同じ日の競売では、切手「1セント・マゼンタ」が830万ドル(約13.1億円)、逆さ飛行機切手「インバーテッド・ジェニー」の田型(4枚つづり)が490万ドル(約7.7億円)で落札された
【注意】
・2021年の取引で、新しさの点では古い資料
・額面は20ドル(約3,155円)の金貨だが、価格は希少性と経緯によるもの
【なぜこの価格なのか(考察)】
出典の事実:大恐慌の対策で金本位制をやめたとき、1933年の金貨はすべて溶かすよう命じられた。この1枚は個人が持つことを許された唯一の1933年ダブルイーグルで、セオドア・ルーズベルト大統領の求めで彫刻家セント=ゴーデンスが図案を作った金貨でもある。
推測:法的に持てるのが1枚だけという絶対的な少なさが、硬貨としての史上最高額の理由と考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
事実:売り手は売上金を慈善事業にあてると述べた(アルジャジーラ報道)。
推測:買い手は硬貨収集の頂点を求める富裕な収集家と考えられる。
【提供元】
・サザビーズ(Sotheby's) — 競売を主催した国際的なオークション会社 — https://www.sothebys.com/en/
【原文】
US Double Eagle gold coin sells for record-smashing $18.9M(Al Jazeera・2021-06-08)https://www.aljazeera.com/economy/2021/6/8/us-double-eagle-gold-coin-sells-for-record-smashing-18-9-million
【出典】
・US Double Eagle gold coin sells for record-smashing $18.9M(Al Jazeera・2021-06-08)https://www.aljazeera.com/economy/2021/6/8/us-double-eagle-gold-coin-sells-for-record-smashing-18-9-million
【動画】
・Why This 1933 Double Eagle Coin Will be Worth Millions(Smithsonian Channel)https://www.youtube.com/watch?v=JYu7dg-8_5g
日本語の要約:スミソニアン・チャンネルの動画。すべて溶かされたはずの1933年ダブルイーグル金貨が再び現れ、シークレットサービスが宝石商と造幣局の出納係の取引までたどった経緯を紹介する。
関連動画
日本語の要約(動画の説明文からこのサイトがまとめたもの)
スミソニアン・チャンネルの動画。すべて溶かされたはずの1933年ダブルイーグル金貨が再び現れ、シークレットサービスが宝石商と造幣局の出納係の取引までたどった経緯を紹介する。
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