No.83 ウィンブルドンのセンターコート年間席(デベンチャー)2026〜2030年分、1口11万6000ポンド(約2,423万円)
ウィンブルドンのセンターコートに5年間、毎年の大会期間中は毎日座れる権利「デベンチャー」の2026〜2030年分は1口11万6000ポンド(約2,423万円)で、前回の8万ポンド(約1,671万円)から45%上がった。
価格と出典
【料金】
・センターコート・デベンチャー(2026〜2030年分):1口11万6000ポンド(約2,423万円)(前回の期は8万ポンド(約1,671万円)・45%の値上がり)
・2520口が発行され、合計で2億5000万ポンド(約522億円)近くを集めた
・参考:No.1コートのデベンチャー(2027〜2031年分)は1口7万3000ポンド(約1,525万円)(前回4万6000ポンド(約961万円))
【内訳・条件】
・デベンチャーは主催者のオールイングランド・クラブ側が発行する債券で、1口につき大会の13日間すべてのセンターコート席1枚が5年間ついてくる仕組みとされる(センターコートの説明は同クラブの2019年の募集案内による)
・発売は2024年2月(記事の「昨年2月」からこのサイトで読み替え)
【注意】
・料金は発行時の価格。デベンチャーは転売市場でも取引され、市場の値はこれと異なる
・VAT(付加価値税)など税の扱いは出典に書かれていない
・発行口数・集めた額は報道の表記(「近く」)どおり
【なぜこの料金なのか(考察)】
出典の事実:デベンチャーの代金は、敷地の拡張・再開発(隣のゴルフ場を新コートにする工事など)の資金にあてられる。発行は2520口に限られ、転売市場では週ごとの競売で取引されている。
推測:席の数が決まっていて5年分の毎日の席が保証されるうえ、転売もできる「資産」として扱えるため、ふつうの観戦券をはるかに超える額でも買い手がつくと考えられる。値上がり幅が大きいのは、主催者が大きな工事の資金を集める必要があったためとも考えられる。
【どんな人が利用しているか(考察)】
出典では、2520口が売れて約2億5000万ポンド(約522億円)が集まったとされる。
5年分を先に払う形のため、熱心な個人のファンのほか、取引先の接待に使う企業が多く買っていると考えられる。
【提供元】
・オールイングランド・ローンテニス・クラブ(AELTC) — ウィンブルドン選手権の主催者 — https://www.wimbledon.com/
【原文】
Wimbledon tennis debentures rocket 60 per cent to £73,000(City AM・2025-04-09)https://www.cityam.com/wimbledon-tennis-debentures-rocket-60-per-cent-to-73000/
【出典】
・Wimbledon tennis debentures rocket 60 per cent to £73,000(City AM・2025-04-09)https://www.cityam.com/wimbledon-tennis-debentures-rocket-60-per-cent-to-73000/
・Centre Court Debentures 募集案内(The All England Lawn Tennis Ground plc・2019年)https://ttt.aeltc.com/Media/Debentures/Documents/Debenture_Guide.pdf
【動画】
・The wild ways Wimbledon tickets are sold: Debentures, The Ballot, & The Queue explained(Preet Banerjee)https://www.youtube.com/watch?v=WEzKLwj8baM
日本語の要約:金融解説者プリート・バネルジーの動画。ウィンブルドンの席の買い方として、5年間毎日使え8万ポンドの例もある「デベンチャー」、抽選、当日の行列を説明し、本人は行列で37ポンドの席を得た。
関連動画
日本語の要約(動画の説明文からこのサイトがまとめたもの)
金融解説者プリート・バネルジーの動画。ウィンブルドンの席の買い方として、5年間毎日使え8万ポンドの例もある「デベンチャー」、抽選、当日の行列を説明し、本人は行列で37ポンドの席を得た。
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